2021年1月11日 / 最終更新日時 : 2021年1月12日 AK 新着情報 逆説の生き方 その1 親鸞から源左 逆説とは何でしょうか? 辞書では、真理(結論)と反対なことを言っているようで、よく考えると一種の真理を言い表している説。 例、「負けるが勝ち」の類。パラドックス(paradox)とは、正しそうに見える前提と、妥当に見 […]
2020年12月21日 / 最終更新日時 : 2021年1月8日 AK 新着情報 もう死にたいと思うとき ストレスが多い現代、経済的にも困窮し、こんなことなら死んだほうがいいという人。そう思うのも無理からぬ時代です。2020年の芸能界の自殺者の多さには衝撃を受けました。順風満帆にみえる人が自殺してしまう、そんな年でした。コ […]
2020年12月15日 / 最終更新日時 : 2020年12月15日 AK 新着情報 偉人のうつ病 トルストイ その6 懺悔2 1879年(明治12年)に書き終わった「懺悔(ざんげ)」の中で、51-52歳のトルストイは、「振り返って30年も40年も生きてきた今に至り、頭脳が完全に固まり、人生には何物もなく、ただ残酷で愚劣なだけであるという結論に […]
2020年11月30日 / 最終更新日時 : 2020年11月30日 AK 新着情報 偉人のうつ病 トルストイ その5 懺悔1 トルストイは、1882年に「懺悔(ざんげ)」を完成しています。岩波文庫の原久一郎訳「懺悔」は、昭和10年に出版されましたが、私は昭和48年の第33版を入手しました。訳者の原は「真摯な告白」と評していますが、彼は正直すぎ […]
2020年11月22日 / 最終更新日時 : 2020年11月22日 AK 新着情報 妙好人流の生き方は現代に通用するか 妙好人(みょうこうにん)とは、広辞苑では、「行状の立派な念仏者。特に浄土真宗で篤信な信者をいう」となっています。その語源は、中国の浄土教の善導(613-681)が、『観無量寿経疏(かんむりょうじゅきょうしょ)』(観無量 […]
2020年10月25日 / 最終更新日時 : 2020年10月26日 AK 新着情報 精神疾患のバイオマーカーとしての血液像について(医療関係者様向け) 要約 精神科入院患者の血液像を調べた。急性期群と行動制限群では、寛解状態にある対照群に比較して、好中球率の増加、リンパ球率の低下、好中球比率/リンパ球比率の上昇を平均値の差の検定で認めた。これらは、統合失調症群、気分障 […]
2020年10月12日 / 最終更新日時 : 2020年10月15日 AK 新着情報 偉人のうつ病 トルストイ その4 思想について トルストイは、67歳の時に、「3つのたとえ話」で自身の思想について語っています。(八島雅彦著「トルストイ」清水書院)から抜粋してみます。 第1のたとえ話 いい牧草地に雑草が茂ってしまいました。たまたま牧草地を訪ねて […]
2020年10月1日 / 最終更新日時 : 2020年10月1日 AK 新着情報 偉人のうつ病 トルストイ その3 不器用な生き方 レフ・トルストイは、ロシアの裕福な貴族の家庭の四男として生まれたものの、2歳のとき母親を病で失い、9歳の時に父親も失いました。二宮金次郎より早く両親を失っています。とても感じやすく、泣き虫な子でした。幼少期から考えるこ […]
2020年9月18日 / 最終更新日時 : 2020年10月2日 AK 新着情報 偉人のうつ病 トルストイ その2 ロマン・ロランへの手紙 1887年4月 パリの大学生であった21歳のロマン・ロランは、トルストイに手紙を送っています。人生の意義というものを教えてほしいなどの内容だったそうです。それに対して、半年後の10月に59歳のトルストイは返信しています […]
2020年9月6日 / 最終更新日時 : 2020年9月15日 AK 新着情報 偉人のうつ病 トルストイの場合 その1 トルストイは、1828年8月28日にロシア中部のヤースナ・ボリャーナという村に、伯爵家の四男として生まれ、レフ・トルストイと名づけられたました. レフとは、ライオンという意味らしいです。レオとかレオナルドに近いのでしょ […]