私は,医師として臨床業務の傍ら,ささやかな研究というか,考察というかをしてきました。これは,とても大学や研究所の水準に達するものではありませんが,医療関係者の方々に何か考えるきっかけを与えることができるのではないかと思い,少しずつ書き進めたいと思います。

幻聴などの知覚の障害について

 私たち、精神科の医療関係者がもっとも遭遇しやすい知覚の障害は幻聴ですよね。しかも、抑うつ気分や睡眠障害などは、自分で時に軽度の症状を体験することがあっても、幻聴に関してはふつう...

詳しくはこちら

感情の平板化とは

感情平板化または鈍麻Gefühlsabstumpfung(D), blunted affect(E)とは? 統合失調症において,意欲低下と並ぶ主要な陰性症状に感情鈍麻...

詳しくはこちら

朝日新聞の身体拘束率報道への疑義

 2019年5月23日の朝日新聞の夕刊に、精神科の身体拘束率についての報道があり、拘束率は西日本で低く、東日本で高く、埼玉県がもっとも高いという結論でした。しかし、これは分母を何...

詳しくはこちら

膠原病SLEの精神症状

 全身性エリテマトーデスとかループスエリトマトーデエスと呼ばれる膠原病SLEですが、情動面の障害を中心に精神症状が出現しやすい身体疾患です。これは、免疫系に関係する疾患であり、神...

詳しくはこちら

身体的拘束と犯罪、自殺、平均在院日数の年次変化

これらの図を見てみると、身体拘束や隔離がそのことだけの問題じゃないこと、他の問題と関連があることが分かる。それぞれ、統計学的に有意な相関関係がある...

詳しくはこちら

統合失調症の社会的予後を予測する因子

統合失調症の社会的予後を予測する因子 精神科の患者さんの精神症状が悪化して、入院した時、症状が軽快した後に、社会適応がどの程度可能なのか、どのあたりを目標とするべきか予測...

詳しくはこちら

不登校の外因反応型類似の経過

 不登校,登校拒否について,ずっと前に研究していました。私が関心を持ったのは,不登校の原因です。しかし,不登校の原因というのはさっぱりわかりませんでしたし,どう話を聞いてもどうし...

詳しくはこちら

身体的拘束の不都合な真実 その1

Ⅰ.はじめに 2019年5月23日の朝日新聞の身体的拘束に関する報道に対して、「朝日新聞の身体的拘束率報道への疑義」、「身体的拘束に関するさまざまな問題」で意見を述べさせ...

詳しくはこちら

よく生きるとは自己実現か?

 精神科医療にかかわる方々にむけて若干の考察をさせていただきます。私たちの仕事は,患者さんの人生そのものと深くからんでいます。医療者としてどのような心構えで患者さんに接すればいい...

詳しくはこちら

身体的拘束の不都合な真実 その2

Ⅳ.隔離の地域差について 隔離の地域差について調べました。表3に入院数あたりの隔離数を示しました。これは、入院している患者のどれだけが6月30日に隔離をされているかです。...

詳しくはこちら

身体的拘束の不都合な真実 その3

Ⅵ.身体拘束を相関関係から調べる 入院数当たりの拘束数が何と相関するか調べてみました。表には示しませんが、病床数あたりの隔離数、保護室÷病床数、カメラ付き保護室÷病床数、...

詳しくはこちら

身体的拘束の不都合な真実 その4

Ⅷ.身体拘束と気候との関係 次に、気候との拘束との関係を調べてみることにしました。下図に示した年間晴れ日数は、気象庁のデータから雲量8.5以下の日の日数を晴れとしたときの...

詳しくはこちら

Hits: 279