入院について  緊急時に 早く確実な対応 をします

          < 精神科 入院 緊急時に早く確実な対応 >

 当院は、精神科の患者様の入院治療を行っています。2019年現在、さいたま市内の精神科病院の中でもっとも入院中の患者数が多くなっています。症状の悪化時に、できるだけ早くご対応できるよう準備いたしております。また、ご本人。ご家族がご満足いただける成果が得られるよう努力いたしております。

対象とする疾患や状態像、意義、目標

 入院の対象となるのは、精神症状を呈するほとんどの患者様です。急性の興奮状態、統合失調症の症状悪化時、うつ病で希死念慮や食欲不振、不眠が続く場合、精神症状を伴った認知症、知的障害や発達障害の精神症状の悪化時や問題行動のある場合、アルコール依存症などです。
 入院治療は、外来治療に比べて服薬や食事、睡眠などの管理が十分できること、状態によって適時に薬剤を変更することができること、多職種がかかわり、退院後の生活設計、訪問看護やヘルパー導入などができることから、一般に外来通院治療よりも確実な成果が得られます。
 長い間治療が軌道に乗らなかった場合も、入院をきっかけに本格的な治療を始められたという場合が数多くあります。入院治療をおすすめする一つの理由です。問題を抱えたまま、必要な対応を行わず長時間を過ごしてしまうのはご本人やご家族にとって不幸なことです。
 

入院について 緊急時に 早く確実な対応

入院の形態について

 入院の形態には精神保健福祉法という法律に規定され、主に任意入院医療保護入院があります。任意入院は、ご本人の希望による入院で、日中の外出は自由になります。その他、原則として、面会、電話なども自由にできます。当院では携帯電話の使用も条件付きで可能です。

 医療保護入院は、精神症状のためにご本人の同意が得られない場合、外来で精神保健指定医が診察し、入院が必要と判断し、ご家族等(後見人等も含む)が同意された場合の入院のことです。面会、電話、手紙などは可能です。ご家族は負担が大きいことから、入院時の同意だけで、その後の治療には精神保健福祉法に定められた責任や義務はありません。

 どちらの入院形態でも、治療内容は、薬物療法、精神療法、作業療法、心理検査、生活技能訓練、訪問看護などを、ご本人、ご家族のニーズに合わせて主治医が計画します。その際、ご家族、外部のスタッフなどが治療に参加します。

入院治療の内容

 医師は、定期的に患者様に面接をいたします。詳しく病歴、病状をお聞きし、診断するとともに、受容的、支持的な精神療法を行います。また、通常は抗精神病薬、抗うつ薬、抗不安薬などを用いた薬物療法を行います。必要に応じて、臨床心理士が心理検査を行います。また、定期的にご家族とも治療の進展の状況をお話しし、その後の計画、見通しなどをお話しします。
 典型的な場合は、入院初期は、入院に至った精神症状や問題行動に焦点を当て、それらを軽減させることを第一の目標といたします。精神症状が軽快してきたところで、ご家族との面会、職員との外出などを行います。また、作業療法を行います。
 次の段階では、単独の外出を行い、続いてご自宅への外泊を繰り返して安定を保てれば退院とし、外来通院に切り替えます。これらのプログラムは、患者様の病状、診断、家族関係などによって異なりますが、医師、本人、家族、看護師、精神保健福祉士などが適宜話し合い、すすめてまいります。時に外部の支援者を含めて、会議を行うこともあります。

 当院では午前2時間、午後2時間、作業療法室で作業療法を行っています。内容は、手工芸、パソコン、カラオケ、料理などがあり、専門の作業療法士がその人に合ったメニューを考えます。入院中への作業療法へ多く参加できると社会的予後は良くなるようです。参加をすすめるのがよいと考えています。

 
 薬剤師が入院中の患者様に服薬中の薬剤の効果や副作用を説明したり、血中濃度、薬の相互作用などを検討し、主治医に伝えるなどの薬剤管理指導を行います。現代の精神科の治療法は、薬物療法が第1であり、精神分析等の治療法が中心となることは少なくなっています。薬物療法が重要な位置を占めますので、薬剤師から、自分の服用中の薬について説明を受けることは非常に大切です。お気軽に薬剤師(当院や調剤薬局の)にご相談ください。


 生活技能訓練は、入院中の患者様に対して、各病棟ごとに、看護師と資格のある看護補助者が中心となって、日常生活における会話、手技、対人関係などの訓練を行うものであり、病気への理解をすすめ、生活の技能も向上することを目標に行っています。

入院の準備

1.手続きに必要なもの
保険証・印鑑・入院保証金7万円(退院時に返却)・小遣い1万円
などが必要になります。

2.お持ち物
衣類、洗面用具、スリッパ など。

3.入院費のお支払い
月1回一括してお支払い願います。
保険診療を行っていますが、差額ベッド代をいただく病室があります。

4.面会時間
  平日  13:30~15:30   土日祝 10:00~11:30 / 13:30~15:30

※詳しくは、事務職員にお問い合わせください。パンフレットもございます。

入院が必要と思われる時

 当院は必要な時に迅速に入院受入できるように努力しております。入院が必要ではないかと思われた時には、お気軽にご相談ください。入院担当のケースワーカー(精神保健福祉士)が対応いたします。

入院が必要かもしれない時の相談は、
→ 浦和神経サナトリウム 電話 048-873-3115(代)
     (月)~(金) 9:00-17:00

※ 夜間や休日の精神科の緊急入院は、かかりつけの医療機関が対応できない時、下記にご相談ください。

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